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日記なのか酒blogなのか

Digit Cafe/深町 純 & 和田 アキラ

digicafe.jpg
Digit Cafe
インディペンデントレーベル

20年以上デュオ活動をしていて、初めてのアルバム(らしい)。25年ほど前のKEEPのような音を期待して購入したが、裏切られることは無かった。

08keep.jpg 更には深町純氏のホームページで、KEEPのアルバムがCDにて復刻版として出ていることを知り、早速購入。が、残念ながらいつものAmazonでは取り扱っておらず、支払いに手間は掛かるが致し方ない。
iTMSあたりで、廃盤になったアルバムの音楽購入ができると便利なのだが、自分の役には全く立たないiTMSであることは十分認識させられている。

ちなみにAmazonに全く入荷しない野獣王国のLiveもここで買えるようだ。
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プログレッシヴ・ロックの哲学/巽 孝之


 本書を知ったのはAmazonで『プログレ』を検索してみた時だったか、『ELP』を検索してみた時だったかもしれない。SF評論家としての巽孝之氏の存在を知っていたためか、プログレというジャンルに関して語ったものではなく、難波氏に代表される音楽好きのSF作家や彼らの作品におけるプログレの影響などを詳細に紐説いてくれるのかという変な先入観的期待を抱いていた。

プログレがロマンティシズムとモダニズムのもたらした「西欧近代的逆説の落とし子」という音楽史上のキメラ的存在であるという論を70年代のアメリカを中心に世界が動き始めた時代背景をベースに説き明かしてくれている。哲学的考察を提示しつつプログレの紹介的役割を果たせるように考えられているため、本記は[読書]ジャンルになっていない。
本書を読みながらニヤニヤしてしまうのは、プログレが好きだという巽孝之氏の想い入れ(特にEL&Pへの想い入れ)が随所で見え隠れするからだろう。この本の真実はプログレに捧げた巽孝之氏の個人的ラヴ・レターであり、氏の音楽歴のプログレに焦点を当てたエッセイであることは明白だが、巧妙に哲学を語るようにカモフラージュされている。

ラヴレターとかエッセイと考えると、巽孝之氏がリアルタイムでストレートに触れたことのないキング・クリムゾンや以降のプログレッシヴなジャズの集大成的なウェザー・リポートなどに関しては殆ど書かれておらず、あくまでも氏が最初に触れ、最も衝撃を受けたEL&Pを中心に書かれているのは、当然のことだと思える。
しかしながら、日本でのプログレッシヴな音楽もKENSOやALI、難波弘之氏(SF作家でもあるし)という範囲に留まり、四人囃子やプログレ的ブルースロックのカルメン・マキ&OZなどなどは書かれていないのはちょっと残念。日本では「まるで○○のようだ」みたいなマネッ子バンドが多くて、なかなか聴く気にならず、限定的にしか聴いていないのかもしれません。

最後に、氏の作中で紹介しているアルバムを順に聴きたくなったという事を付記しておきます。

mju:/PRISM

mju:
mju:
ユニバーサルJ

今月通勤中に最も聴いているのがPRISM。和田アキラのギターが変拍子ながらもロックの感性で超絶技巧は楽しく聴ける。

新譜、出ないかなぁ。

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