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日記なのか酒blogなのか

インシテミル/米澤穂信



読んでみると、かなりの荒唐無稽な実験的な状況を作ったミステリー小説。
Amazonのレビューを見てみると、やはり ダメな人には徹底的にダメ な小説になっており、評価がバラバラ。
ある意味、これだけバラバラな評価を受けるなんて素晴らしいです。

個人的には、荒唐無稽な設定はそれほど嫌ではないのですが、凶器をお互いに秘密にしてしまった点での気持ち悪さ、主人公が隔離されてから始まる解決編がいまひとつ軽すぎるような、フワッとした印象を受けてしまいました。

古本屋で買った 米澤 氏 の作品はもう少しあるので、そちらも読んでみます。

(でも、そろそろ青空文庫に戻らなくては・・・ 柳田国男とか吉川英治などが今年から出てきましたので)
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ビブリア古書堂の事件手帖/三上延



NHKの読書系番組で一般の書籍の如く紹介されており、以前から多少は気になっていたので(古本屋で)買って(自炊して)読んでみました。

NHKの番組を見たときに、大きな誤解を持っていたことが判明。

 ・ ラノベっぽくないラノベなんだと誤解した
 ・ 古本の作品をテーマに話が展開すると誤解した

いや、読んでみて男性主人公のご都合展開(ほぼニートなのに女性に好かれる)と女性主人公のどもり(吃音)なのか小声を表現したいのかの「…」の多用による読みにくさに凹みながら3冊を読了。
それでも3巻目ぐらいには、ラノベっぽさもかなり抜け、吃音表現も少なくなり、かなり読みやすくなりましたので、今後も続くようであれば軽めのミステリーとして読めるかも。

基本的には、読者が「あ、思ったとおりの展開だ!」と云うのを期待して前振りや伏線張りが行われているのでしょうか、朝の連続テレビ小説的な気分が味わえる作品でした。
さらっと読むには読みやすいでしょう。 確かにドラマ向きかもしれませんね。
(裏読みや深読みができる仕掛けに気付いていない???)


但し、取り上げられている作品などは非常に馴染みのあるものが多く、「コバルト文庫のたんぽぽ娘」や「サンリオSF文庫」などの非常に高価なプレミアムがついている本を含めて2,000冊程度の本が、知らない間に親に勝手に古本屋に処分され、「1冊あたり10円にしかならなかった、文庫本って安いね」と云われて、目の前が暗くなったことを思い出しました・・・


なお、NHKの番組は2012年によく売れた本を紹介していたと思うのですが、その中で紹介された本は、殆ど読んでいないものばかりだったので、古本屋で見つけたら買おうと思って以下に未読のもの(かつ、メモできたもの)を記録しておきました。

□謎解きはディナーのあとで/東川篤哉
□物語シリーズ/西尾維新
□悪の経典/貴志祐介
□天地明察/沖方丁
□舟を編む/三浦しをん
□共喰い/田中慎弥
□ナミヤ雑貨店の奇蹟/東野圭吾
□ガリレオシリーズ/東野圭吾
□神様のカルテ/夏川草介
□ジェノサイド/高野和明
□蜩の記/葉室麟
□警部補 姫川玲子シリーズ

「ラノベ」や「ほぼラノベ」な作品もありますが、とりあえず読んでみようと。


■ 追記
文学作品の内容をトレースした作品であれば、 “文学少女” というラノベ本があるようです。
古本屋で探してみようかな?

ビアンカ・オーバースタディ/筒井康隆



筒井康隆のラノベ?

全然違います。筒井康隆の実験小説ですね。
相変わらずの筒井小説を楽しませていただきました。

新世界より/貴志祐介



最近のアニメのタイトルに見かけて、「SF大賞とかホラー大賞とかの・・・」と思ったらその通りでした。
文庫落ちしたら読もうと思っていたのですが、1年以上前に文庫落ちしていました。Amazonばかり使っていて、リアル書店を使わない弊害です。
賞を取った時には「それなりの宣伝」(有名な賞ではないから?)、アニメや映画、ドラマになった時には大々的な宣伝、が、文庫落ちでは宣伝しません。丹念に本屋に通わないと、文庫落ちを拾い損ねてしまいます。

で、1年以上前の文庫落ちなら古本でいいかと徒歩20分のBOOKOFFに行ってみると文庫版はありませんでしたが、ハードカバーがあったのでそちらを購入。

ややエログロなところや無理を感じる場面もありますが、ラストまでグイグイと読ませる力は持っています。
最近はラノベのアニメ化以外に小説からもアニメ化されるのですね。

「屍鬼」のようにアニメをチラリと見てみると激しく劣化していたため封印しました・・・ なんてことにはならないことを祈ります。(屍鬼の場合は、マンガ化で異様に劣化?)

ふたりの距離の概算/米澤 穂信

ふたりの距離の概算 (角川文庫)
ふたりの距離の概算 (角川文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)


古本屋さんで購入した「古典部シリーズ」ですが、これは文庫ではありませんでした。(Amazonから引っ張っている画像は文庫です)

高校2年生となった主人公の所属する古典部に新入部員が入ってきて、退部してしまう謎を、学校のマラソン大会で走りながら解明してしまいます。

が、終わりがいかにも「続く」な状態。
3年~4年程度で新刊が出ているようですので、来年には続編がでるのでしょうか。

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